On the mountain of the Lord it will be provided.

Genesis 22:14

主の山に備えあり

創世記22章14節

オホーツク海に面する

北海道興部町

オホーツク海に面した、人口3800人*ほどの小さな町、興部町。アイヌ語で、町の地形を表現した「オウコッペ(川尻・互いにくっつく・もの)」が由来とされています。澄んだ空気と広大な土地で営まれる酪農や、オホーツクの冷たい海で育った新鮮な海産物、豊かな森林を活かした林業などが盛んです。

興部町では、人口の倍以上の約1万頭の牛たちが暮らしています。アドナイチーズ工房では、近くの信頼できる酪農家さんから搾りたての新鮮な牛乳を運んできて、すぐにチーズに加工。興部の美味しい牛乳がすぐそばにあるから、美味しいチーズを作ることができるのです。

*2019年8月末現在

アドナイの個性的な

チーズとスイーツ

興部町の南側に位置するチーズ工房アドナイ。赤い屋根が目印の工房は、堤田家が家族で切り盛りしています。ロゴマークの子羊は、聖書の創世記22章14節に出てくるいけにえの子羊、そして守り、導いてくれるイエス・キリストを表しています。子羊のモチーフは、設立初期から現在も設置してある看板にも描かれていて、家族を見守り続けています。

アドナイではリコッタやマスカルポーネなどのチーズから、しっかり熟成した固いチーズまで、たくさんの種類のチーズが作られています。札幌にも店舗 「Table of Grace」 を構え、チーズだけでなく、チーズを使ったスイーツや、ソフトクリーム、ヨーグルトなどを販売。素直に美味しいと感じ、そして個性あふれる独自のチーズを、興部町で作り続けています。

克彦さんが確立した、

アドナイ流の独創的なチーズ

堤田克彦さんが興部町でチーズ工房アドナイを設立したのは1994年。古い牛舎を改装した工房で、チーズ作りをスタートしました。

克彦さんの出身は熊本県。北海道の酪農学園大学で農業を学び、卒業後、百貨店で精肉部門で加工肉を製造。その後転職し、千葉の乳業メーカーでチーズの製造・開発に携わりました。「チーズは加工肉よりも自由度が高く、面白いと感じました。最初の3年は、毎月給料日にチーズを買い込み、とにかくたくさん食べました。真似して試して、違ったら調べてまた試す。それの繰り返しです。」人に頼らず、よく調べて研究し、問題にぶつかりながら自分なりの方法を開拓していく克彦さん。チーズ作りの探求はここから始まりました。

その後、北海道の乳牛メーカーに転職。仕事の傍ら、休日には自分でオリジナルのチーズ作りを開始します。「最初は、需要があったカマンベールチーズを作りました。設備のせいなのか想定と違うカビが生えてきて……。捨てるわけにもいかず、塩水でゴシゴシ洗っているうちにウォッシュタイプのチーズが出来上がりました。チーズ作りは環境を生かすことが大切なんだと学び、それが今のチーズ作りのベースになっているように思います。」  その後はイタリアのチーズを独自の製法で再現していきます。

何かを作りたくて、

手が痒くなってくるんだよね

チーズだけでなく、工房の玄関フードや、離れに建っている自宅の増築など、なんでも自分の手で作ってしまう克彦さん。「独学で勉強して、自分のやり方で作ってみる。失敗しても、もう一度挑戦する、その過程が面白くて好きなんです。チーズ作りを自宅で始めたときは、とにかく手探りで、資料を集めてヨーロッパの会社へ直接ファックスを送って機材を注文してみたり、本を参考にしながら工房に必要な設備を作ってみたり。インターネットが普及し始めたときは、すぐにオンラインで注文受付を始めてみたら、そこからどんどん注文が来るようになりました。何でも自分でやってみたいんです。何もしていないと、手が痒くなってくるんですよね。」 アドナイのチーズは克彦さんのスタンスがそのまま味に出ているようです。

現在では、奥さんの記子さん、長男のひかるさん、次男のまことさん、三男のもといさんが本格的にチーズ作りに参加。そして札幌の店舗「Table of Grace」では長女のめぐみさんがお店を切り盛りしています。小さい頃から慣れ親しんできたアドナイの味を守り、さらに深化させようと日々チーズと向き合っています。

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